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Q1:アスベストとはなんですか?
A1: 石綿(せきめん、いしわた)と呼ばれる天然の鉱物繊維のことを言います。代表的なものは白石綿(クリソタイル)、茶石綿(アモサイト)、青石綿(クロシドライト)の3種類があり、白・茶・青の順に毒性が高くなっていきます。アスベストは、熱や磨耗にも強く加工もしやすい鉱物として重宝され、私たちの身近な生活環境の中で様々な分野・用途に使われてきたのです。日本では2004年10月をもって全てのアスベスト建材、及びアスベストの含有建材の使用は原則禁止となりました。しかし、その現在でも多くの建物にアスベストが残っているということは事実なのです。

Q2:アスベストの健康障害とはどのようなものなのでしょうか?
A2: アスベストの繊維の太さは、髪の毛のおよそ1/5000程度しかありません。アスベスト繊維を吸入すると、気管から気管支、更に肺の奥の細胞にまで入り込む可能性があるのです。アスベスト繊維が肺に定着すると長年に渡って残留し、それが原因となりガンなどの深刻な健康障害を引き起こすことにもなるのです。

Q3:「静かな時限爆弾」と言われるのはなぜですか?
A3: アスベストによって引き起こされる健康障害には、悪性中皮腫(ガンの一種)、肺ガン、アスベスト肺、良性石綿胸膜炎、びまん性胸膜肥厚の5つがあると言われています。石綿による健康障害は、ある程度の期間になるまで無症状のことが多く、その潜伏期間は、肺ガン、悪性中皮腫の場合であれば平均で20〜40年程度であると言われています。アスベストはどの程度までなら吸引しても大丈夫という明確なものはありません。吸引した量、状況、時間、経過期間で発症確率が変わってくるのです。また個人差も大きいので、現在でも全てが解明されてはいないのです。

Q4:どんなアスベストが危険なのでしょうか?
A4: アスベストは、そこにあること自体が直ちに問題なのではなく、飛び散ったアスベストの繊維を吸い込んだことにより発症する健康障害が大きな問題となります。アスベストはその繊維が空気中に浮遊した状態にあると危険であると言われます。すなわち、露出して吹き付けアスベストが使用されている場合、劣化等によりその繊維が飛散する可能性があります。また板状に固められたスレートボードや天井裏・壁の内部にある吹付けアスベスト(囲い込まれたもの)からは、通常の状態で室内に繊維が飛散する可能性は低いと考えられています。

Q5:アスベストはどこにあるのですか?
A5: 建築物では耐火被覆・吸音・保温材などとして吹付けアスベストが使われ、屋根材・壁材・天井材等としてアスベストを含んだセメント等を板状に固めたスレートボード等が使用されている可能性があります。吹付けアスベストは戸建て住宅では、通常だと使用されていませんが、ビルやマンション等では機械室、ポンプ室、駐車場などに使用されている可能性があります。その際は販売業者や管理会社を通じて建築時の工事業者や建築士等に使用されているかどうかなどの問い合わせをしてみるなどの対応が考えられます。

Q6:自分で処理はできないのでしょうか?
A6: 平成18年9月改正予定の建築基準法によれば、建物を増改築する場合は、吹付けアスベスト等の除去や封じ込め等が義務付けられます。主な除去方法や封じ込め方法は以下のような方法があります。
1.除去工法  2.封じ込め工法  3.囲い込み工法
※これらの工法の詳細は省略

またアスベストの処理に関しては、いくつかの法規制があります。労働安全衛生法、大気汚染防止法、産業廃棄物処理法、建築基準法等により届出義務や遵守事項が決められており、細かな規制がありますので、その際は是非当社までご連絡ください。

Q7:どのくらいの費用がかかりますか?
A7: 処理の方法や現場の状況にもよりますが、国が示す一つの目安として、除去方法の場合、アスベスト面積1平方メートル当たり2〜6万円くらいとされています。
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